Dynamic 9D LADAR Offers Accurate Aircraft Inspection

Dynamic 9D LADAR Offers Accurate Aircraft Inspection – Metrology and Quality News - Online Magazine

API社の「9D LADAR」を使った航空機の表面形状検査の紹介。
9D LADAR自体は別の記事で紹介されている。
OFCI(Optical Frequency Chirping Interferometry )という新手法を用いており、速度、精度ともに向上しているらしいが、またちゃんと読んでおきたい。
記事には精度6um/mと書かれているが、ちゃんと見ると25+6um/m。
測定レンジは最大25mとかなり長い。
Dynamic 9D LADAR's Automated Precision Makes IMTS Debut – Metrology and Quality News - Online Magazine

OFCIは調べてすぐ出てくるものでは無かった。(特許出願中らしいのでそれはそうかもしれない)
周波数は違うが以下の論文が近そう。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejeiss/129/11/129_11_2027/_pdf/-char/ja

航空機の測定イメージは以下。

イメージ画像
ロボットアームに9D LADARを持たせ、ワークを表面をスキャンする。
9D LADARは別のレーザートラッカーで位置を測定し、ロボットアームはレール上を動く。
動画では航空機を所定の位置まで持っていった後は自動で検査しているように見える。
人の手でスキャンする場合に比べ、測定時間、作業の安全性の面で大きな優位性がある。 実際のワークで、精度が出るのか?上面など死角が多そうに見えるが?翼の下をスキャンするのは自動でできる気がしない、など気になるところはあるが、このサイズをある程度自動で測定できることだけで十分かもしれない。